「コットンパールって、水や汗に弱いんでしょ?」と訊かれたら。
皆様、「コットンパール」をご存じですか?
今日は、私がアクセサリー作りで多用しております「コットンパール」についてのお話です。
こんにちは。
コットンパールをメインに使用した
大人のツヤめきアクセサリー
WHITE CUBE です。
この「コットンパール」。
私はついつい連呼してしまいますが、ご存じではないも勿論いらっしゃると思いますので、
今日は、「コットンパール」についてのご説明をしたいと思います。
【コットンパール】とは?
コットン(綿)を圧縮して作られた綿球体にパール加工が施された模造真珠です。
戦後、日本で生まれ、国内製造が始まりました。
一時、より安価なプラスティックパールに押され衰退しましたが、
2009年国内製造再開されたそうです。
《特徴》
・身に着けていないかのような、驚くほどの軽さ
・コットンの柔らかい風合いがもたらす、温かみのある質感
・表面の微かな凹凸が生む光の陰影によるアンティークな風合い
《使用上の注意点》
・水に弱いので、注意が必要
コットンパールでアクセサリーを作っていると、
「コットンパールって、水や汗に弱いんでしょ?夏に使って大丈夫?」
というご質問を受ける事が多々あります。
自らの経験から言わせて頂くと・・・
「コットンパールは夏でも使えます。」
お手に取った経験がおありの方はお分かりかと思いますが、コットンパールはかなりしっかり圧縮されておりますので、固くしっかりしております。
ただ、しっかり圧縮はされていても中身は綿。
特に、ネックレスなどに使用されている(糸やチェーンを通す為の穴が貫通している)ものは、その穴から水が入れば、多分、綿が水を吸収し、圧縮具合が緩まるかもしれません。
ですから、
・水に沈める。(つけたまま、お風呂やプール、海に入る。)
・強い水しぶきを一定時間受ける。(シャワーや雨に打たれる。)
これらの行為は、穴の部分から水が入る可能性があるので避けて下さい。
ただ、私の経験では
・ブレスレットをしたまま、手を洗う。
・ネックレスをしたまま、汗をかく。
で、コットンパールが変色や変形した事はありません。
(あくまで、経験上の感想なので、上記を積極的に推奨したり保証をしてる訳ではございません。)
また、それ以前に、夏はどうしても暑いので肌に着けるのがうっとおしく感じるので、直接、肌に接する部分が少ないイヤリングやピアスを大振りのものにして、ネックレスはシンプルなロングネックレスなどにしております。
イヤリング・ピアスは金具が少し肌に接するだけで、コットンパールは接しませんし、ネックレスも首筋に少しチェーンが当たるだけで、コットンパールは直接肌に当たりません。(胸元の洋服の上に当たる事になります。)
とにかく、暑い今頃の季節は、このようなタイプのアクセサリーがお勧めです。
そして、1番気を付けて頂きたいのが、使用後です。
コットンパールに限らず、特に汗の付きやすい肌に触れた場所をより丁寧に、柔らかい乾いた布で優しく拭いてください。
完全に乾いてから、密閉式のビニル袋などに保管していただくと、金属の変色なども最小限にお使いいただけると思います。(*完全に変色などの劣化を防ぐ訳ではありません。)
《まとめ》
コットンパールは、
・入浴やシャワー、海水浴、プールなどには使用出来ない。
・雨に打たれないほうが良い。
・汗は多少ならば大丈夫だが、暑さ対策としてもイヤリング・ピアスなど直接肌につかないアイテムがお勧め。
以上です。
是非、涼やかな夏らしいアクセサリーで、気分を上げて、残暑を乗り切ってください!
今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。